すべての「人」が輝き、一人ひとりが幸せを実感できるような「成長」と「成熟」が両立したエネルギーの脱炭素化と持続可能な資源利用によるゼロエミッションの実現生物多様性の恵みを受け続けられる、自然と共生する豊かな社会の実現公共施設・インフラの防災対策公共施設・インフラの老朽化対策一人ひとりの個性や能力を最大限に伸ばすための教育34このような中、東京都では、2021年3月「未来の東京」戦略を策定し、東京が「目指す2040年代の姿」を描き、その実現に向けた「2030年に向けた戦略」と「推進プロジェクト」を提示しました。東京の発展の原動力である「人」を中心に据え、 SDGsの理念と軌を一にし、「誰一人取り残さない」包摂的な社会を創っていきます。未来を拓くグリーンでレジリエントな世界都市・東京の実現2015年9月2021年3月2025年3月 「2050東京戦略〜東京もっとよくなる〜」 策定環境分野2019年2021年2022年2025年2030年2035年「ゼロエミッション東京戦略」策定2050年までに、世界のCO2 排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」の実現を目指すというビジョンを明確にするとともに、具体的取組やロードマップを明示2030年までに温室効果ガス排出量を半減する「カーボンハーフ」を表明「東京都環境基本計画」改定2050年のあるべき姿の実現に向けて、2030年までの行動が極めて重要との認識の下、具体的な目標と施策の在り方を示す「ゼロエミッション東京戦略Beyondカーボンハーフ」策定2035年までに温室効果ガス排出量を60%以上削減(2000年比)する新たな目標と、その達成に向けた31の個別目標を設定し、実効性ある取組を推進カーボンハーフの実現温室効果ガス排出量60%以上削減都の取組主な資金使途2050年ゼロエミッション東京の実現新築戸建住宅等を対象とした太陽光発電、断熱・省エネ性能等に関する新制度を開始2015年9月の国連サミットにて、2030年を年限とする国際目標であるSDGsが採択されました。これは、持続可能な世界を実現するための17のゴールから構成され、発展途上国のみならず、先進国を含む全ての国々の共通目標になっています。気候危機の深刻化や少子高齢化、生成AIをはじめとする テクノロジーの爆発的進化など、 社会は予想し得ないスピードで変化を続けています。 こうした時代だからこそ、加速度的な変化をチャンスに変えて、 さらなる飛躍に向けた航路を描いていく必要があります。 「2050東京戦略」は、2050年代に目指す東京の姿「ビジョン」を 実現するため、2035年に向けて取り組む政策を取りまとめた、 都政運営の新たな羅針盤です。〇グリーンプロジェクト〇ソーシャルプロジェクトSDGs採択「未来の東京」戦略 策定東京都の目標・取組東京サステナビリティボンドの主な資金使途「世界で一番の都市・東京」
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